数年にわたって導入延期が続いていたEUの出入国システム「Entry-Exit System(EES)」が11月10日に正式稼働することが発表されました。
英国を含むEU圏外からの旅行者について、生体認証を活用しパスポート情報とともに顔画像や指紋情などの情報を登録して出入国を管理するもので、短期滞在ビザやビザ免除の旅行者も対象となります。
導入後はパスポートに押されていたスタンプが廃止になるほか、来年上半期を目処に米国のESTAと同様の「ETIAS」も導入されて事前申請が必要となります。
<参考>
https://www.etias.co.jp/news/ees-entry-exit-system-etias